チーズの記録帳 No.1
バスク産・羊チーズ
塩気&旨味のオッソイラティ
オッソイラティは、フランスのバスク地方とベアルン地方を代表するチーズである。羊乳を原料とし、3ヶ月以上の熟成期間を要して作られる。羊の自然な動きに合わせて移牧する為、チーズは季節ものとなり、6月〜9月が食べ頃だ。セミハードタイプなので表面は硬い。中は濃厚なコクに優しいミルクの甘さとフルーティーな味わいを持つ。表皮の色はオレンジがかった黄色から灰色と熟成期間によって多岐に渡る。
フランスでは、黒さくらんぼのジャム(Cerise d’Itxassou)を添えて食べる。さくらんぼの甘酸っぱさとチーズのミルキーな甘さが混ざり、この上ない極上の美味しさを味わえる。また、トマトチャツネと唐辛子と共に食べることもあり、料理にも取り入れやすい。ワインを合わせるならば、赤のフルーティーな物が良い。
ちょこっとレシピ
チーズの美味しさが詰まった一皿です。玉ねぎの甘さが良いアクセント!
材料(2人分)
- 食パン 4枚
- オッソイラティ 50g
- ハム 2枚
- 玉ねぎのコンフィ 大さじ2
- ベシャメルソース
- バター 30g
- 小麦粉 30g (大さじ3強)
- 牛乳 300ml
- ナツメグ
- 塩胡椒
- ベシャメルソース
- 牛乳を温める
- バターを弱火にかけて溶かす
- 小麦粉を入れ、焦がさないように炒める
- 1を3に少しずつ入れながらソースを伸ばし、
調味料で味を整える - バットに広げ、ラップで密閉したら冷蔵庫で冷やす
下準備:オーブンを190度に予熱する
1. 4枚全ての食パンに、2/3量のベシャメルソースを塗る(パンの片面のみ)
2枚のパンには、ソースの上に半量のチーズを削ってのせる
2. チーズの上に、ハム、玉ねぎのコンフィをのせる
ソースだけ塗ってあるパンを上に被せて(ハム側にソースが来るように)ギュっと押し付ける
3. 2の表面に残りのベシャメルソースを乗せ、チーズをふりかけ表面がこんがりとするまで焼く(約12分)
チーズを味見!
甘い風味と濃厚なミルクの味が口いっぱいに広がります。そのまま食べても美味しいので、一気に食べてしまうのが怖いくらいです!
Amazonで探すクセのないまろやかなお味がお好みなら、
バターのようなコッテリとしたお味をお求めなら、
いかがでしたでしょうか?今回は、フランスの羊チーズ「オッソイラティ」の紹介でした。クロックムッシュは、フランス人の彼も大絶賛していたので是非作ってみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
コメント