先日、ベジタリアン対応のファラフェル粉をbiocoopさんで発見したので、購入してみました。さて、ファラフェルという料理をご存知でしょうか?数年前から、東京で専門店もちらほら見かけるようになったこの料理は、中東でよく食べられている揚げ物の一種です。ひよこ豆でできた小さな丸いコロッケで、ピタパンに挟んだり、練りゴマ風味のタヒニソースと一緒に食べられています。
今回は、そのファラフェルを簡単に作れる市販ミックスを紹介します。作り方、原材料、製造会社、そして日本にもあったらいいなと思う商品像をまとめましたのでご覧ください。
商品の作り方
実は、こちらを購入した理由はズバリ見た目です。ブルーのパッケージが、海外のお菓子のようで一目で惹きつけられました。やっぱり見た目って大事!そんなパッケージの裏面には、作り方と商品説明が載っています。
作ってみた感想
ファラフェルに、手作りのヨーグルトソースとフムス(ひよこ豆のペースト)、トマト、パクチー、ピタパンを添えました。
作りやすかった点は、油はねが少なかった事と、少量の油で短時間で作れたところです。水を入れた後、生地が柔らかすぎると思いましたが、5分置いている間に、水を吸って丸めやすい硬さとなりました。ファラファエルの中の細かいひよこ豆が食感にアクセントを加えています。生地がモサっとしているので、ヨーグルトソースと食べることをおすすめします。また、このヨーグルトソースですが、エシャロットとニンニク、パクチーとマッチしていて美味しいです。料理にヨーグルトを使うのに抵抗のあった私ですが、ファラフェルとピタパンで、最後まで綺麗に拭って食べてしまいました。
香辛料の味が強いので苦手な人は嫌いかもしれません。また、コロッケのように白米とは合わないと思いました。ピタパンが手に入らない場合は、食パン、若しくはイングリッシュマフィンと一緒に試してみてください。
原材料は何を使っている?
ひよこ豆の粉30%、パン粉(小麦粉、全粒粉、ひまわりオイル、砂糖、塩、ベーキングパウダー、麦芽粉(ビタミンC配合))、ひきわり全粒粉、砕いたひよこ豆5%、クミン、コリアンダー、野菜ブイヨン(海塩、米粉、白にんじん、玉ねぎ、ひまわりオイル)、玉ねぎ、にんにく、ゲランド産の塩、黒胡椒
*青でマークしてある材料は全てオーガニック農家のものを使用
因みに、ゲランド産の塩はオーガニックのものもありAmazonで購入可能です。「[餃子の王国] ゲランドの塩 1kg」僅かに含んだミネラルが旨味をもたらし食材の味を引き立たせてくれるので重宝しています。ゲランド産の塩の大きさは、3種類あるので、食べ比べるなら、楽天「【あす楽】【食べ比べ】フランス ゲランドの塩 3種セット」もオススメです。
日本で買えるファラフェル粉を発見!
原材料は分かったけど味がいまいち想像できないなぁ・・・。揚げたてを食べてみたいから日本で買える同じような商品はある?
こちらは、昆布のクラコンでお馴染みの「くらこん」さんが出している市販ミックスです。
刻んだ玉ねぎを加えて作れるので簡単にできそうですね。
こちらは、揚げるだけで食べられる冷凍のファラフェルです。混ぜる手間が省けるので、時短になります。また、小麦粉の代わりに米粉、パン粉の代わりに米粉フレークを使っているので100&グルテンフリー商品になっています。
環境問題に取り組む製造会社
この商品は、「Nature et Aliments」さんが製造しています。フランス西部のルゼという街で1913年以降100年も続く老舗ブランドです。ファラフェル粉のように料理をより手軽に楽しめるミックス粉から幼児向けのシリアルまで幅広く作られています。
- デザートのキット「BIO FLAN」、「BIOGOURMANDISES」、「BIOCREME」、「GATOBIO」
- 料理用の市販ミックス:インスタントスープ「 POTABIO」、ジャガイモのガレット「 GALET’BIO」
- 調味料:ヨーグルトの粉末種菌、香料、寒天、ベーキングパウダーなど
- 幼児向けシリアル
そんな「Nature et Aliments」は、100%リサイクルできる紙製の包装材を使用しています。使われている紙は、湿気、光、酸化を防ぐ効果を持ち、食品を安全に保存してくれます。これにより、包装の重さを従来品より18%削減でき、包装袋のカーボンフットプリントを56%減らせるそうです。
令和時代だから欲しい商品
ファラフェルは、材料を見ても分かる通り、動物性食品を使っていません。その為フランスでは、ベジタリアン向けメニューによく使われます。訪日外国人が増えている今、レストランでベジタリアンメニューは一つ持っておきたいところですが、日本は魚介の出汁を使うメニューが多く、飲食店側は考えるのがなかなか難しいのが現状です。それゆえ、ベジタリアン向けメニューとして、既に出来上がっている加工品を飲食店側に提供するという部分に需要があると考えられます。オリンピックを来年に控えた今、菜食主義用のメニューはますます課題になってくるので、今のうちに対応しておきたいものです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、ひよこ豆の料理「ファラフェル」の市販ミックスを紹介しました。中東が発祥の料理ですが、製品は日本でも揃えられる材料で調合されています。水と混ぜて揚げるだけのこのような商品、是非あったら買いたいものです。
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